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平成23年度救助係員特別研修を実施しました。

研修名

 救助係員特別研修

 

内容

 複雑多様化する近年の災害に対応するため、救助係員の救助に関する基礎知識、技術の一層の向上を図ることを目的とし実施したもの。

 

実施期間

 平成23年11月7日(月)から11月10日(木)までの4日間

 各日8時30分から17時15分まで

 

実施場所

 各日鴻巣消防署屋外訓練場及び駐車場

 

研修対象者

 6名

 

講師

 消防本部警防課職員、救助係長又は救助係主査、消防大学校救助課程修了者、埼玉県消防学校救助科教官、埼玉県消防学校救助科助教官、埼玉県消防学校救助科修了者から8名を選定。

 

スケジュール及び訓練状況

月日

開始

時間

分割指標
細部指標
訓練状況(写真)
11/7
8:40
開始報告 訓練開始報告  
9:00
火災時における救助 確保、検索、応急梯子
13:00
高所への進入

はしご利用による登はん

(かぎ付はしご)

15:00
はしご利用による救助 はしご水平救助(二)
11/8
8:30
救助員点検  
9:00
立て坑救助 マンホール等狭小立て坑救助
13:00
はしご利用による救助 はしごクレーン救助
16:00
検討会    
11/9
8:30
救助員点検    
9:00
交通事故における救助 衝突、下敷き、転落等
12:30
地物利用による救助 一箇所吊り担架水平救助
14:30
地物利用による救助 斜めロープブリッジによる救助
11/10
8:30
救助員点検    
9:00
高所救助

高所救助訓練

(宙吊り救助)

13:00
現場要務  
16:30
終了報告 訓練修了報告  

 

受講生から一言

 

 鴻巣消防署消防課 成田 一真 消防士

 

 私は11月7日から10日までの4日間、他5名の仲間と共に救助係員特別研修を受講しました。研修は複雑多様化する近年の災害に対応するため、救助係員の救助に対する基礎知識、技術の一層の向上を図ることを目的として訓練が実施されました。

 訓練で“必ず要救助者を救出する”という気持ちを常に持ち臨みました。しかし、要救助者を救出することができず、何度も悔しい思いをしました。救出するためには、基本はもとより隊の連携や気持ちが大切だということを学びました。時に講師から叱咤激励され、自分の不甲斐無さに心が折れそうになることもありました。しかし、仲間たちで助け合い、励まし合いながら厳しい訓練を乗り越えていくことで、初日にはばらばらであった活動も、隊員を思いやる気持ちが徐々に強くなり、連携が取れるようになりました。
私は、要救助者を救出できなかった悔しさや仲間がいる心強さを今後決して忘れることなく仕事に励んでいきます。また、研修で認識した自分の弱点や課題を1個ずつ克服します。それは、自分のスキルアップでもあり、隊で1番未熟な私のレベルアップは、隊や消防の活動力の底上げにも繋がるからです。 

 私たちにとって災害がないことが最大の喜びの1つです。そのために私たち消防は、災害が少ない街、災害に強い街づくりを目指しています。そのためには地域住民の皆様の御協力が必要です。積極的に防災訓練や消防・救急フェア、救命講習等に参加して一緒に災害に強い街づくりを築きましょう。私たちは災害が発生した時のために日々訓練をしています。災害が起こっても、私たちが全力で救助に向かいますので安心して下さい。

 

 

 

 北本消防署消防課 自在 直希 消防士

 

 この研修は、「複雑多様化する近年の災害に対応するため、救助係員の救助に関する基礎知識、技術の一層の向上を図るため実施する」という目的で4日間行われました。

 研修のなかで講師に何度も言われ続けたことが「要救助者を自分の一番大切な人だと思って絶対に助け出してこい」という言葉でした。この言葉を胸に、様々な想定の中、今回の受講生6名が一つの隊として要救助者を絶対に助け出すという強い気持ちを持ち活動しました。しかし、要救助者を助けられずに終わってしまう活動もあり、気持ちだけでは救出することはできないと痛感させられました。そして、自分たちには何が足りないのか、さらに何をしなくてはいけないのかを話し合い考えた結果、連携をもっと綿密にするということでした。具体的には、必要な声を出すと同時に聞く耳を持つということです。危険がたくさんある中での活動ではこれを実施することにより危険を排除し、情報を共有することで活動の優先順位を見極めることができます。それが隊員同士の要救助者を救出するイメージの共有にも繋がりスムーズな活動が出来るのだと感じました。そして、私たちの声は要救助者への励ましや希望にも繋がる強い力を持っているということも改めて認識することができました。

 この研修で得たこれからの課題は、全ては要救助者のために活動をしていかなくてはいけないということです。その様なことが所属での訓練でも実際の災害現場でも自然と出来ている先輩方の様な救助隊員を目標に頑張っていきたいです。

 災害はいつ、どのようにして起こるかわかりません。住民の方々にとって私たちの存在が安心というかけがえのないものになれるよう日々努力していきたいと思います。

講師から一言

 

 桶川消防署消防課 清水 佳一 消防士長

 

 「助けを待っている人のため」

 私たちはいつ起こるかわからない災害に備えて、救助に関する基礎知識及び技術の向上に努め、災害に立ち向かえる体力、精神力を養っています。

 この研修は、複雑多様化する災害に対応するため、救助係員の基礎知識、技術の一層の向上を図ることを目的とし、4日間行われます。私はこの短い期間で研修効果を上げるために、救助係員としての心と救助技術に関する課題を見つけさせることに重点を置き研修を行ないました。受講生も研修をとおして、お互いを信頼し尊重し協力することを学び、救助するためには知識と技術が必要であり、妥協しない、助けたいという気持ちを強く持たなければならないことを経験したことにより、各々の課題が見つかったのではないでしょうか。

 この研修で得た課題は、受講生にとっては貴重な経験で今後の業務に必ず役に立つと思います。また、埼玉県央広域消防本部救助係員全体の課題であることを認識し、今後の訓練の取り組み、指導要領に反映していかなければなりません。そして、安全、確実、迅速に活動出来るよう常に向上心と緊張感をもって訓練に臨み、地域住民の期待に応えられるよう、救出技術の構築に努めていかなければなりません。

 住民の方々には、業務、災害現場等で深く関わりを持つことがあると思います。御支援、御協力の程よろしくお願いいたします。

 

このページに関するお問い合わせ
消防本部警防課 | 電話:048-597-2003